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講座「アートとしての数学」第26回(2005/5/12木)メモ

【講座終了後の書き足し】前回のテーマ「等比数列と自然現象」の補足でだいたい終わった.

巻き貝に現れる螺旋(対数螺旋, 等角螺旋)を, 紙で相似な三角形や四角形をつなげて作った物を見せた. この簡単な紙工作でも, 一工夫で多彩なデザインが可能になるだろう. いつか工作の時間を取って皆で作ってみたい.

対数螺旋の実例の他, アルキメデス螺旋(蛇のトグロ型)や螺旋階段の螺旋についても触れた. くるっとまわって, 円のように閉じないで回り続けると, 何でも「螺旋」というのだから意味の広い言葉である. その中で江戸時代の建物にある2重螺旋構造の話しをしたが, 名前がうろ覚えだった. 正しくは「会津さざえ堂」(旧正宗寺.三匝堂(さんそうどう))で, くわしくはネットで検索して調べてください.

終わりに, 「言語表現と数学」の前置きの話しをした.