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炎(ステレオ写真.改定版)

ステレオ写真の見方についてはステレオ写真のテストのページを見てください. しかし, 立体視できない人も, このまま見てもよい. 撮影の腕ではなく, 被写体=炎の造形のすごさなのだ. 2000年12月撮影.

3枚一組の写真の内, 左と中央が平行法用, 中央と右が公差法用.

(左目写真) (右目写真) (左目写真)
炎が水面に映るように見えるが, それは, 下に敷いたアルミホイルに映ってできた像.

炎の"足"が交差して前後しているのが, 立体視するとよくわかる.

立体視すると, 左の小さな炎が手前にあるのがわかる.

"踊る人". 撮った一連の炎を見ると, 炎は"踊りの精"であるとわかる. たった 4枚しか載せないのは残念だが, もっと別の表現方法を探ってから出直そう. 今日はとりあえずこれだけ.

【撮影方法】 右の写真が撮影の配置全体. 大小の鏡2枚ずつ計4枚を炎の前に配置し, 小さい鏡2枚の前にデジタルカメラを持っていって撮影. 炎からの光線は, まず左右の大の鏡に反射し, 続いて左右の小の鏡に反射してカメラレンズにいたる. カメラ画面の右半分は右目の見る炎の像を, 左半分は左目の見る炎の像を, 作ることになる. この鏡配置はステレオ写真撮影のための昔からよく知られた方法のひとつ. 部屋の明かりを消し, 炎の明かりだけでフラッシュなしで撮影した.

また, 炎は次のようにして得た. ビンのふたの裏側にロウソクを溶かし込みそれに紙をよじったものを混ぜて火をつけた.