輪を閉じていない針金に張る膜
このページの作品の特徴は, 針金の輪が閉じていない(言いかえると針金の輪ができていない)ことです. ふつう, 閉じていない針金には膜が張らないのですが, ちょっとした工夫で張らせることもできます.
結び目の形に張る膜
short space 横から ![]()
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"結び目の形に張る膜"では, 針金は, ひもを結ぶときのからみ方をしていますが, どこもくっついていません. 左側の写真の形の中央近くに, 膜と膜の境界がつくる曲線が見えています. この部分が針金輪を閉じるのと同じはたらきをするのだと思います.
この工夫は, どんな形にも応用できます. 例として"輪を閉じていない針金に張るメビウス輪"を次に示します.
@ short space A @の右ななめ上から ![]()
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B @の右から short space C @の上から ![]()
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また, この作品は, メビウス輪の右の部分の"へこみ"をできるだけ大きくして, メビウス輪で取り囲まれる"穴"をできるだけ小さくすることに挑戦しました. その結果Cのように"馬の鞍"の形がよく出ています.
メビウス輪の方は, 写真では針金のからみ方がよく分かりませんし, 立体感を出すのがむずかしい. @ABCを頭の中で合成して立体を作ってほしいのですが.
【データ】 作成と撮影 : 2000年11月