球状立体

左の立体は, 円の輪を4つ作り, それぞれ円周を6等分する位置に切りこみを入れ, たがいをさしこんで作ったものです。(たがいにさしこんでいけるように切りこみを入れる)
球面上に三角形が8個, 四角形が6個できています。(立方八面体を球状にした形)

次のは, 輪6個を, それぞれ10等分する位置に切りこみを入れて差しこんでいます。さらに, 球面上にできた三角形をひろげて円に近くしたので, 逆に球面上の5角形は星型に近づいています。(二十･十二面体を球状にし, 三角形を丸くした形)

球面上に三角形が20個, 五角形が12個できています。輪の色を1個ずつ変えたので, たとえば, 白い輪が球を大きく一回りしているのがわかると思います。ただし, この工作では, ひとつの輪を一枚の紙の円から作っているのではないのですが, その理由と作り方は書くとめんどうなだけなので省略。もっと簡単に, 6枚の輪をそれぞれ10等分してさしこむだけで, きれいな形ができると思います。

次は, 同じ物を黒バックで撮影。ステレオ写真なので裸眼立体視のできる人は立体的に見られます。

(↓ステレオ写真交差法)

(↓ステレオ写真平行法)

ステレオ写真の見方についてはステレオ写真の見かたのページを見てください.

(以上, 作成&撮影 2006年4月。)