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環<ステレオ写真平行法用>

ステレオ写真の見方についてはステレオ写真の見かたのページを見てください.

左の作品の膜面と針金のつながりかたは, 次の写真 のような, 紙テープの輪を丸くつなげた形と同じである。紙のふち(赤)が針金に対応する。

紙テープのつながりが左上だけ離してあり, 左の作品でも対応する部分を針金ではつないでいない。針金でつなぐこともできるのだが, この作品では, 「隣り合う膜面だけを接するようにして, 膜の穴をつくる」ことで, 膜面全体が一つの輪につながるようにした。(この作品では針金もほとんど接してしまっているが。) こうすると, 針金のまわし方を面倒にするのをふせぐし, きれいな膜穴を作ることもできる。


【データ】作成&撮影 : 2002年8月。膜面は裏表あり。実物の大きさ:長い差し渡しで 7cmほど。撮影時には, 画面の向こう側上方から手前に向けて直射日光が作品を通り抜けている。そのため, 樹脂膜の濃淡が見えたり, 手前の膜面に向こう側の膜面の針金の影が映ったり, している。画面真向かいには黒布がある。