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数のはじまり

(注) 以下の文章やリンク先の文章は, だいたいは2000年〜2004年頃書いたものです。「数の計量性と象徴性」について考えようとした初歩的なメモに過ぎません。このテーマについて自分の観点も変わってきています。それでも, 初歩的な資料としては役立つ点もあると思うので残しておきます。


1, 2, 3, ・・・・・・ という数は, ふつう計算のための道具と思われていますが, 人間の古くからの文化をふりかえると, もっとイメージや象徴的意味も包みこんだ言葉でした。たとえば, 一は宇宙の原初の渾沌を, 二は天地, 男女, 昼夜の分割を, 三は二分割に統一をもたらす働きを, ・・・・・ といった意味合いは, 多くの言語表現に残されています。数も人間が使うふつうの言葉ですから, イメージの広がりを持っているのは当然であり, それが, 計算的意味に限定が進んで数学が発展してきたと言えます。

このような, 数の象徴的側面と計量的側面を, それらの共通の源泉からさぐり, "数"の文化を新鮮に見なおしたいのです。

そのための準備作業として, メモを書いていきます。「数のはじまり」の「はじまり」とは, 人類が数とつきあいはじめたときのはじまりであり, 子どもが数に出あうはじまりでもあり, おとながあらためて"数"を見なおすときのはじまりでもあります。(検索用) 数の起源

数のはじまり. 案内図 →は話題のつながりかたを示す.

以上のメモでは, 筆者の能力を越えて内容が多岐にわたるため,事実認識のまちがいからして多くはないかと心配です。お気づきのことがあればお教えください。